2008年7月 6日 (日)

風の谷は意外と深かった

風の谷、もちろんジブリのあれです。

隊員さんにお願いして、連絡所にあるナウシカのマンガ版を貸してもらったので、熱を出して寝込んでいる娘を横目に、のんびり観賞の土曜日でした。すまん、娘よ。

映画版の回想シーンに使われた、「ラン ランララ ランランラン、ラン ランララ ラン♪」というメロディーを小さくつぶやきながら、あっという間に7巻読破。映画は2巻までの話で、それ以降はもっと大きく話が展開し、科学技術、環境問題といったテーマだけでなく、色々と考えを巡らさざるを得ないほど深い内容でした。特に最後の場面は、どう解釈していいか、すぐにはまとまりません。映画版は宮崎駿作品の中では最も好きな作品ですが、マンガ版はその何倍も深く、そして刺激的なものでした。さくりーたとあゆみーとにもじっくりと見てほしいですが、まだちょっと難しいかな。

おぱぴのマンガの読み方は、一回目はさーっと読み、そこで気になった部分をゆっくりと時間を掛けて2回目で解釈していく、というスタイルなので、これからじっくりと考えながら2回目を楽しみたいと思います。

マンガの前に、結構仕事が厳しいおぱぴでした。

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2007年2月15日 (木)

読書感想文 その2

「世界がわかる宗教社会学入門」
2001年 橋爪大三郎 筑摩書房

おまみとさくりーたはカトリック、よく仕事をする国の多くはカトリック国、最近世界をにぎわせているのはイスラム教、etc・・・。

と、様々な理由から宗教について考える機会が多く、著者も好きな学者の一人だったので、図書館で見つけると、迷わず借りてしまいました。章立てや話の進め方から、大学の講義をまとめ直したものだろうと推察していたら、やはり最後でそうだとの説明がありました。

各宗教の成立・普及過程に焦点を当て淡々と記述しているので、中国の思想家やカトリックの聖人が次から次へと出てきて、やや疲れる場面があったものの、偏った主張などもなく入門としては非常に読みやすく感じました。 

これまで宗教についてあまりにも知らなさすぎたため、「へぇー、そうなのかー・・・」と、うなずきつつ読み進めていきました。著者自身が言っているように、キリスト教やイスラム教について、これまで誤った理解をしていたことに気づかされました。

そして、受験勉強の対象としてしか覚えていなかった知識に、社会構造という視点から意味づけがなされ、それらが比較されたり相互に関連づけられたりしていくので、読んでいてとても楽しく感じる一冊でした。こういうのが、読書をする醍醐味だな、と再認識した次第です。 

『はじめての構造主義』で好きになった著者ですが、この本でも難解な概念を分かりやすく説明してくれています。一般教養を深める一冊として読んで良かったと思います。

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2007年1月18日 (木)

読書感想文 その1

Mixiのレビューに一冊感想を書いてみましたが、同じ物への他者のレビューが簡単に見れるという便利な反面、公開がクローズドなコミュニティに限られているので、もっとオープンにできるブログに書いてみることにしました。

「ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争」
2002年 高木徹著 講談社

本書は旧ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナが独立を果たそうとした際、重要な役割を担った米国PR企業の活躍(暗躍?)の様子を克明に記したドキュメントである。このPR企業がセルビア共和国=悪の権化というイメージをいかに作り上げ、ボスニアの独立を後押しする世論作りをどのような戦略の下で進めていったかを丹念な取材によって明らかにし、現代の情報化社会において「情報」がどれだけの力と重要性を持っているかを描き出している。

なーんて、書評チックにまとめてみましたが、もう少しパーソナルな部分を書かないと、ブログに載せる意味はありませんね。

ということで、やり直し。

まずは動機から。この本を読もうと思ったのは、日本代表監督のオシム氏への興味からでした。ドイツW杯でふぬけとなっていたところ、キャプテンの失言とそれに踊らされるマスコミにまんまと踊らされたわけです(笑)。

彼を知るためには、90年代の旧ユーゴスラビアで起こった独立の動きとそれにまつわる様々な出来事を理解しておこう、と思い、まずはストイコビッチ関連の書籍でウォーミングアップ。「誇り」と「悪童見参」。両方とも木村元彦著。

90年のプレー(スペイン戦)に度肝を抜かれ、期待していた92年のヨーロッパ選手権が制裁のため出場できず落胆し(代わりに出たデンマークが優勝するという皮肉)、名古屋での輝きにほれぼれしてたものの結局生観戦には行けず、等々、鮮烈な記憶が残っているプレーヤーでしたが、正直、ストイコビッチがどの民族の選手かもはっきり理解していませんでした。

国際社会で祖国が悪者扱いされることに心を痛めながらも、政治とスポーツは別との信念を貫き、数多くのスーパーなプレーで我々を楽しませ、感動させてくれたストイコビッチには賞賛を惜しみません。この2冊を通じて改めて彼のすばらしさに触れられました。

しかし、その背景にあるボスニア紛争やコソボ紛争については、その悪者はミロシェビッチというおっさんだ、ということぐらいしか知らずに読み始めました。恥ずかしながら、大学入試&入試後という、世間に全く関心のない時期でした。

しかし、そういった無知?のおかげか、上記2冊を読んでも、特にセルビアだけが悪者のように受け取れませんでした。逆に本文中で、セルビア=悪者という図式は情報戦によって作り上げられたものとされており、非常に興味をかき立てられました。

出典として本書があげれていましたので、図書館で見つけ、今日寝込んでいるさくらの横で読み始めました。そしたら一日で読破。とても面白かったです。今までまったく想像もしてなかった事に目を向けさせてくれた、という意味で。文章も読みやすいし。多少の誇張などはあるでしょうが、事実は小説よりも奇なりということでしょうか。

当時国際的にそれほど注目を浴びていなかったボスニア紛争が、PR会社と呼ばれる情報操作のプロの手によって、セルビア=悪という構図で日常的に語られ、重要政策として位置づけられるようになるということ自体が驚きなのですが、そのためのあらゆる情報収集・発信が、緻密に計算されており、現代社会では情報を適切に扱い自らの望むように世論を導くということが可能であるだけでなく、かなりの重要性を持っているという事実にもっと驚きました。

しかし、このPR会社の人たち、クライアントの利益のためならそこまでするのか、と少々疑問を持ってしまいます。どのような問題でも一方が善玉でもう一方が悪玉というような単純な二分法で物事が語れるとは思いません。このように単純化することで、本当に起こったことがゆがめて受け取られ、生命の危機を含む不利益を被る人が多数出る可能性があるのではないでしょうか。しかし、これが現実で、こういった人たちこそプロフェッショナルだと言えるかもしれません。難しいです。

僕が仕事をしている(今は無職ですが)国際協力もその一部に含まれるのかもしれませんが、これまでこういった実感を持ったことはありません。しかし、程度の差はあれ、高度に情報化が発達し、今後もその流れは止みそうもない今、情報の持つ力という事については意識を働かせる必要が、特に、ニュースなんかで流れてくる情報を100%信用せずに、様々な情報を分析した上で判断するよう常に心がける必要があると思いました。

変なまとめですが、非常に深く考えさせられた一冊でした。稚拙な文章におつきあい下さりありがとうございました。

(おまけ)
合衆国内で世論形成のため、あらゆるメディアにボスニアについての情報を送りつけようとする場面では、「ちなみにその送付先リストの中には、アメリカのメディアだけでなく、イギリスのBBCやフランスのル・モンド紙、あるいはドイツや中東のメディアの名前もある。しかし、日本の主要メディアの名前は一つもない」。日本のメディアはそれほど重要ではないと見られてるわけですね。残念というか、情けないというか。

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2006年12月13日 (水)

FQ雑感

例の雑誌「FQ Japan」ですが、暇な割にはゆっくり本を読む時間がない中で、なんとか一通り目を通してみました。

正直な感想:ちょっとこりゃ次は買わないかな~。

子育ては楽しいものだ、というメッセージを伝えようとしているのはよーく伝わってきます。また、それがこれまで育児に距離のあった男性を引き込む正攻法だとも思います。

しかし、その手段として使われているのが、かっこいい育児グッズの紹介です。インタビューもありますが、グッズ紹介がメインの構成です。もちろん僕も形から入るタイプなので、かっこいいバギーとか見ると、「おっ、かっこいいー」とか、「あ、欲しいなぁ・・・」なんて思ってしまいます。

しかし、そういった物が実際にパパ達の育児の中でどのように活用されていて、どう育児ライフを充実させているのか、という実際の様子がほとんどないのが物足りません。もう少し身近な例が見たいというか。あ、そういう人をターゲットにした別の雑誌があるのかな。単に、外国の育児グッズカタログを見てるような感じがしました。

また、本国が英国なので、「UKでは育児グッズはこうですよー」とか、「UKのDADはこうだよー」というのがあまりにも多く、盲目的な西洋礼賛のような気がして引いてしまいました。育児グッズとかにしても、日本の育児スタイルを研究し尽くして機能的にもすばらしいものがたくさんあると思うのですが、デザイン重視で欧州のものばかりを向いた内容にあまり共感できませんでした。

また、おぱぴと呼ばれている自分がこんなこと言ってはなんなんですが、「愛されDAD」と言われてもねえ。実際に日本でDADと呼ばれている人・DADと呼ばれたい人が何%いるというのでしょうか。

そして懸案の「FQ」。何の略かはさっぱり分からずじまいでした。ご存じの方は教えて下さい。

ばっさり髪を切ったおぱぴでした。

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2006年12月 6日 (水)

買っちゃった

今日はいいお天気だったので、さくりーたは一日中お外でお友達と。疲れてしまって6時にはぐっすり。

というわけで、さくりーたが早く寝た日の定番、「夜のデート」。

でもいつものローソンじゃなくて本屋さん。目的は「ゆっくりと立ち読み&購入」

おぱぴは最近気になっている雑誌を探しました。「FQ Japan」といいます。「プレジデントFamily」や「日経KIDS」といった、ビジネスマンのおじさまが読んでいる雑誌から派生した「子育てを視野に入れた男性誌(と言うらしい、なんじゃそりゃ)」というカテゴリーの雑誌が昨年から出てきているようですが、その範疇に入る最近創刊されたものらしいです。ジョニーデップが表紙らしいのですが、コンビニはおろか今日行った大規模書店でも見つかりません・・・。

しかたがないので、色んな雑誌をぱらぱらぱら、と。

そこで目について、買ってしまったのが、これ。

Sbook

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・(笑) (自分で買っときながら)

生命保険入ってるんですが、なんか高いなあ、なんて感じていたので、見直そうかと思って。しかし、こんな雑誌買うようになっちゃうなんて、まだまだ若いつもりでしたが、そんな年齢なんですね。

なーんて言ってますが、その前に、

「保険料払うためにも、早く仕事見つけないと」

ですね。

今日ハローワークに失業認定に行ったばかりのおぱぴでした。

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